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4年生の心模様 : 女子バスケットボール部
3人の絆

4回生の心模様

「3人の絆」

女子バスケットボール部


左から黒松・深堀・金谷


明るく元気な雰囲気が特徴的な同女大バスケットボール部。今年度はチームスローガンに『ONE TEAM』を掲げ活動している。

4月に行われる予定だった全関西女子学生バスケットボール選手権大会、6月の西日本学生バスケットボール選手権大会と、立て続けに主要大会が中止となった今年度。リーグ戦は開催されると信じ自粛期間も乗り越えてきたが、苦しくも、リーグ戦も中止が決まった。


今年度の4回生は、主将・深堀(スポ4)、副将・金谷(スポ4)のプレイヤー2人と、主務を務める黒松(GR4)の計3人でチームをけん引している。代替大会である交流試合の開催や引退の時期、4回生の心模様について取材を行った。


繋がっていた自粛期間


4月初旬。新型コロナウイルスの影響で練習中止が決まった翌日から、各自自宅での練習が始まった。既に入部希望のあった1回生も含めてミーティングを行い、4回生がメニューを考えてメンバーに発信した。1時間以上かかるトレーニングに加えランメニューや縄跳びなどの有酸素運動もぎっしり。彼女たちも「鬼メニュー」と苦笑いするほどのキツさだ。体力や筋力が低下しないよう、決して妥協は許さなかった。

初めの1ヶ月間は4回生のみで発信していたが、後輩たちにも考えてもらおう、と提案し5月からは日替わりで学年ごとの練習メニューに。部活に対する意識や自覚をチーム全員が持てるよう工夫した。また、各自ではなく皆が顔を合わせてトレーニングができる機会もつくった。以前から月に数日来てもらっていた外部のトレーナーに協力を仰ぎ取り入れたオンライントレーニング。「とりあえず繋がっていよう」(黒松)。メニューだけではなく個々の近況報告等も発信されるようになり、グループLINEが途切れることはなかったという。


最上級生として


予定されていた大会が次々に中止になっていき、気持ちの浮き沈みが激しくなった。また、部活動の制限も学校によって様々で、他校が練習を再開していると聞いて焦りを感じた日も。それでも4回生は「最後やしやるしかない」と踏ん張り、大きくモチベーションが下がることはなかったという。それよりも、チーム全体の状況を第一に考えていた。4回生3人に比べ圧倒的に下級生の人数が多い。続々と大会が中止になる中、やるせない気持ちが大きく気持ちが下がりつつあった下級生。4回生はチーム状況を把握し、最上級生として部内の士気をどのように上げていくかを考え話し合った。メニュー考案を学年で回すようにしたのも、部内全体の一体感を生むための工夫だった。


対談の様子


練習再開、そしてまさかのリーグ中止


10月初旬にリーグ戦が開催されるとの発表を受け、最後の公式戦に向けチームは再始動。3ヶ月の自粛生活を経て、7月、いよいよ練習が再開した。といっても3時間という短い時間で、当初は接触の可能性がある対人メニューは禁止。テスト休みやお盆休みも重なり、全体での練習の時間は限られていた。学校からの制限が厳しいなか、焦りを感じながらも可能な範囲で工夫を凝らし、練習に励んだ。


9月に入り、ようやく平日も対人メニューが可能になった。リーグ戦に向け追い上げていこうと意気込んだ矢先、突如知らされたリーグ戦の中止。男子リーグや他地方の女子リーグは開催される中、会場の確保が困難であるための判断だった。リーグ戦のために励んできた彼女たちにとって、大会中止は受け入れ難いものだった。「絶対あるって思ってたし、中止っていう概念がなかった」(深堀)。「悔しかった。試合に出してあげたかったし、2人がコートの中でプレーしてる瞬間もめっちゃ見たかったからすごい悔しくて」(黒松)。

行き場のない怒りや悔しさを抱えながらも、チームとして何ができるかを必死に考えた。メンバーの気持ちが落ち込む中、「最高学年である4回が(気持ちを)上げていかなあかんし、3回生以下に何か残して終わらなあかん」(金谷)。代替大会である交流試合に向け、切り替える他に手段はなかった。


少しでも長く、このチームで


当初は10月11日の代替大会をもって引退する予定だったが、「京都の大学で集まって交流試合をしよう」と京都産業大学からの提案があった。少しでも長くこのチームで試合がしたい、という彼女たちの気持ちと一致。本格的な練習試合のような形で、代替大会の1週間後に引退試合が行われることになった。引退を1週間延ばしたのにはもう一つ理由がある。それは、教育実習と重なり代替大会に出場できなかった後輩がいたことだ。「本当にチーム全員で挑める」。どこまでも後輩思いで、どこまでもチーム思いな、4回生の温かさが感じられた。


代々受け継がれている「2部優勝1部昇格」という目標は果たせなかった女子バスケ部。しかし最後まで『ONE TEAM』にこだわり、努力を惜しまず戦い抜いてきた。結ばれた3人の絆があったからこそ、長い自粛期間も乗り越えることができたに違いない。

引退試合まで、あと残りわずか。悔いなく笑顔でコートを去れるよう、残された時間を大切に過ごす。最後まで、明るく元気な"同女らしさ"全開のプレーを見せて欲しい。(福田千乃)



◯プロフィール(名前/コートネーム/役職・ポジション/学部学年/出身高校) 

深堀加純/カン/主将・PF/スポ4/三国丘高校出身


金谷実和/キャン/副主将・SG/スポ4/同志社香里高校出身


黒松沙弥/ライ/主務・MGR/グロ地4/同志社国際高校出身

【4年生の心模様バックナンバー】
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