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出身特集 : アイスホッケー部
「アイスホッケー部」北海道

地元愛でっかいどう!


同志社大学体育会アイスホッケー部には、多くの北海道出身選手がいる。今回はその4年生コンビである黒須(社4)と土屋(法4)を紹介したい。



パックを持つ黒須



黒須にとって地元北海道は「原点」。高校卒業までの18年間を北海道苫小牧市で過ごした。思い出はアイスホッケーで埋め尽くされている。4歳でアイスホッケーの世界に入り込むと、中学では全国優勝を経験。地元の魅力を聞かれれば、答えは豊かな自然とアイスホッケーの好環境。リンクや強豪チームの多さ、地元のアイスホッケー愛の強さが好環境の理由だ。しかし、苫小牧市から釧路市へ遠征に行く際は、同県内にもかかわらず移動に5時間もかかってしまうという北海道ならではの苦労もあったようだ。


高校の恩師の勧めで同志社への進学を決意。初めは関西弁という言葉の壁に戸惑ったものの、最高の仲間と出会い、充実した大学生活を送っている。同期の3人とは特に仲が良いという。普段は北海道民らしい温和な人柄の黒須だが、アイスホッケーになればはつらつとした声でチームを牽引する頼もしいプレーヤーへ一変する。主将の飛田(スポ4)からは「プレーはもちろん、チームを進めていく上で黒須の存在が大事」と、絶大な信頼を寄せられている。

未だ試合や練習が行われない日々が続いている。黒須の声がリンクに響き渡る日が待ち遠しい。



リンクを駆ける土屋



土屋は高校3年間を釧路市で過ごした。生まれ故郷の静岡県を離れて北海道の高校を選択した理由は、日本一を目指すため。並々ならぬ熱意とは裏腹に、いざ誰ひとり知り合いのいない土地に足を踏み入れた時はそれまでにない孤独感を感じたという。そして待ち受けていたのは「人生で一番つらい時期だった」と振り返るほどアイスホッケー尽くしの高校生活だった。夜の10時まで練習し、翌日はマイナス20度の極寒の朝4時に起床という練習漬けの時期もあった。健在の負けん気の強さはこの経験で育まれたものであろう。


「また新しい世界を見てみたい」という好奇心から関西の同志社に進学。ストイックに取り組むトレーニングで強化されたフィジカルを武器に活躍中だ。大会は北海道で開催されることもあるため「お世話になった場所に帰って今までの努力を発揮することは恩返しになる」と、第2の故郷への感謝の気持ちを今も忘れていない。北海道の一番の魅力は恵まれたアイスホッケーの環境。ご当地グルメは海の幸で、釧路のおすすめスポットは阿寒湖だそうだ。

現在は思い通りの活動ができていないが、再開すればさらにグレードアップしたフィジカルが氷上で発揮されるに違いない。


ラストイヤーにより一層気合が入る黒須と土屋。熱い道民魂で今できることを11つ全力でこなす。(小澤菜穂)


〇プロフィール

黒須祥希(くろす・よしき/社会学部4年/苫小牧東高等学校出身/背番号14/ポジションFW)



土屋由羽(つちや・ゆう/法学部4年/釧路江南高校出身/背番号25/ポジションDF)

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