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同志社戦士と日本一指揮官 : 硬式野球部
西谷監督へのインタビュー

今年5月に発行した同志社スポーツアトム236号(硬式野球特集号)の裏面にて、大阪桐蔭高校・西谷浩一監督へのインタビューの一部を掲載した。同校から同志社大学に進学した3選手のコメントと共にその全てを公開する。今回はインタビューの全編を掲載する。


インタビュー全編

同志社大学について

同志社大学に対するイメージは――

私は関西大学(一浪)の出身でして、(同志社大学は)同じく関西学生でやっていたライバルですね。同年代で言いますと、同い年だとタイガースのヘッドコーチの片岡(篤史)さん、同学年だとヤクルトの宮本(慎也)さん。2学年同級生がいるようなイメージですね。いいピッチャーもいましたし、宮本、片岡で3,4番なので打線もよくて、非常にいいチームでした。少し上で日本生命の杉浦(正則)さんであったり、そういう時代で一緒にやらせてもらえて非常に強いイメージを持っています。


大阪桐蔭高校から同志社大学への進学者が多いが――

一番最初は児玉前監督の時に理事の村山さんからご紹介頂いて、スポーツ推薦はもちろんですけど、今(同志社大学)法学部の方で野球部の指定校推薦の枠を1つ頂いています。毎年、監督さんと相談して選手をポジションとか学力とか考慮して出しています。最初は日本生命で投げている佐川(商卒)というものがお世話になって、そこからスタートしています。佐川は商学部のスポーツ推薦なんですけど、法学部の指定校推薦の枠を頂いてから増えました。


同志社大学硬式野球部のイメージは――

昔は人数が少なかったイメージですかね。宮本から、「一人一人の練習はものすごくできる。バッティングも一人で何百球もできる。ただ授業もあって組織としての練習はなかなかできない。だから個人の練習の質がどれだけ高いかが大事だ」と話を聞いた記憶がございます。今は部員さんも増えて変わってきていると思いますが、(学生個人が)考えてやるというイメージはあります。


同志社戦士の高校時代

福島孝輔投手(法4)の高校時代については――

福岡から大阪に来まして、最初は慣れなかったと思います。中学時代はキャッチャーとピッチャー両方やってたんですけど、私は最初見たときピッチャーで育てたいと思って高校からはピッチャー専門でした。どちらかというと優しい性格なのでなかなかうまくいかないこともありました。下級生の頃は打たれることも多かったですけどだんだん力をつけて、最終的には優勝投手にもなって、3年間でぐんと伸びたOBの一人だと思っています。


夏の選手権優勝投手という誇りを胸に大学でも活躍を続ける福島。


福島投手の高校3年間での技術的な成長は――

真っすぐのキレやスピードもそうですけど、配球的にはインコースのボールをすごく使えるようになったので、外の変化球とかベース(本塁)をうまく使って投げられるようになったと思います。


同様に人間的な成長は――

もともとキャッチャーだったこともあり周りが見える子だったんですけど、逆にマウンドに上がると孤独になりがちでした。でもそのあたりは寮生活なので親元離れて自立心も芽生えて大きく成長したと思います。


主将・福島にかける期待は――

ピッチャーなのでアップが終わってから練習が野手と離れるので、チームをまとめるのは難しいとは思うんですけど、それだけの責務を背負ったので「さすが福島」と言ってもらえるようなキャプテンになって欲しいですね。


2年前の白水健太(スポ卒)主将も今年の福島主将も高校時代には主将をしていなかったが、「リーダーを育てる」指導は何かされているか――

白水は副将で、もともと主将をしてもいいくらいだったんですけど、福島は投手だったので。2人とも高校時代からリーダーシップも持ち合わせていたので、それを大学で監督さんのもと育ててもらったということです。私がリーダーを育てるというよりももともと資質は持っていた二人だと思います。


大学野球について

大学野球の役割とは――

高校野球というのがこれだけ全国で文化に近いものになって、それに比べて大学野球はメディアの報道にしても東京六大学や選手権くらいですよね。でも自分が経験してみて大学野球はとても勉強になりましたし。社会に出る一歩手前の段階として野球の技術だけでなくいろいろな人と知り合って、私はたまたま浪人して一年遅れて入ったことで2学年同級生みたいで、今考えたらすごくラッキーですね。関大と同志社、関学、立命も、今でも野球界でつながりがあります。私の世代だとオリックスの田口壮(関学大)とか長谷川(滋利・立命大)とかすごい選手がたくさんいた関西学生の時代だったので。そこで人脈ができましたし、100人を超えるような部員の中で「大人数で一つの組織を作る」という経験を社会に出る前にできたのでかけがえのない経験ができた4年間でした。そういう役割があると思うので、勝つのはもちろんそれ以外の部分も学んでもらいたいと思いますね。


松井孝太郎投手(法3)が言及していた「考えて行動する」という監督自身の指導理念については( 本企画の「選手コメント」参照)――

高校生の時は、授業をみんなで受けてみんなで練習して、スケジュールが決まっています。まだまだ子供なので監督の方から指示を出して練習が進んでいく、それが高校野球のスタイルだと思いますね。ただ、その間にただやっているんじゃなく、やらされているんじゃなく、「このキャッチボールは、このトレーニングは何のためにやっているんだろう」と考えてやれるようになれば、大学に行って自分で考えなくてはいけないときに役に立つ。高校野球の場合はもちろん甲子園という目標があるんですけど、その先の大学も社会人もプロも上に行って通じることをやろう、と言っています。それが身に付いている子は大学でも活躍していると思いますし、身に付かないまま大学に行くと指示待ちの選手になってしまうということで指導しています。松井はすごいしっかりしていますし大学でも頑張ってやってくれていると思います。


大学野球で伸びる選手に通じる特徴は――

これは100%いえるのが自分で自分のことができる選手です。やらされる練習じゃなくて。高校時代に監督に言われてやっているだけの選手は大学入っても100%伸びないです。自分で考えて、できて、大学の指導者の指導があって、また考える。時間というのは高校野球と違って色んな時間があると思うので、全てを野球に結び付けて。また野球だけじゃなく、勉強も含めて人間的なことも含めて野球の方に持っていけるか。そういったしっかりした人間力が伴っていない選手は大学では無理だと思います。


力説する西谷監督。


指導者として

強豪校の監督として勝利が要求される中で、勉強との両立をどう指導しているか――

高校野球なので、生徒の勉強が第一であります。ただ、放課後とかスポーツやってない子に比べれば少ないので、いかに授業を聴くかということをベースにしてます。あとは試験前に詰め込んでの勉強にどうしてもなるんですけど、そういう部分も工夫して勉強できるような子になって欲しいし、それがあった上で野球も頑張って欲しいです。気持ち的にはどうしても野球にばかり目が行きますが、あくまで勉強をしっかりやろうということでやっています。


成長する人とは――

努力を継続できる人だと思います。ある一時努力を出来る人は多くいると思いますけど、調子が悪い時でも努力ができる、努力の仕方が正しいかチェックできる。正しい努力を継続できる人がやっぱり伸びていくと思います。


今の大学生に向けて――

他のスポーツをやっている子、スポーツをやっていない子にも教えていますけど、私たちの時(学生時代)よりも大人というか、物事を考えられているというかしっかりしている部分もあると思います。ただ、この4年間というのは無駄な部分も含めてすごく有意義な時間です。大人になったらその4年間のようなスタンスでは生活できないと思うんですけど、今考えたらすごく懐かしくて戻ってみたいなと思う時間ですね。学生時代にしかできないことはたくさんあるので、それがスポーツであり勉強であり人脈づくりであり、後で必ず役に立つと思いますのでいい学生生活を送ってもらいたいと思います。(インタビュー:本林大将、犬飼静香、写真:安本夏望)

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