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主将セレクション : カヌー部
主将セレクション「カヌー部」

カヌー部主将セレクション 2017年を語る

佐々木×松本

「過程を大事に」

左から、主将・佐々木毅(文3)と松本雄太(法1)



対談者を選んだ理由は――。


佐々木「自分としては単純に、一番今後伸びてく選手やと思うって。冬合宿のことでもいろいろあって、しっかり自分の意見を持って、それを先輩とかタメにも伝えられるだけの熱い気持ちがある選手かなっていうイメージが自分の中にある。今後後輩ができて、そこから先もしっかり先輩としても、選手としてもしっかり部を引っ張っていけるやつなのかなっていうことで選びました。」


選ばれた理由を聞いて――。


松本「照れてますけど。」


一同「(笑)」


佐々木「まあ言わんからな。」


期待は感じていましたか――。


松本「僕も初心者だったので、先輩方も入部当初からいろいろ、本当に丁寧に練習後、練習前、練習中にも全部細かく指導してくださって。褒めたりまた厳しくしたりで、常に見てくれてるんだなっていうのは感じていた。「期待してるぞ」って言ってもらって、自分も「その期待に応えないといけない!」っていう気持ちができた。恥ずかしい言い方になるんですけど、先輩たちに教えてもらったものの分だけ、無駄にしないように頑張っていこうかなっていう気持ちは強かったです。


松本さんから見た主将さんは――。


松本「初めてこじろうさん(佐々木)にお会いした時は…。」


佐々木「うん。」


松本「…すごいガタイが、カヌー部のガタイがみんなすごいと思いまして。僕ラグビー部だったこともあって、筋トレが好きなところがあって。カヌーのガタイって今まで見てきたのとちょっと違う。(カヌー部の先輩)皆さん、ストイックに筋トレされてるんだなって。こじろうさんは特に背筋とかとかがすごくて、入部した当時の一番の第一印象はそれだった。そのあとに関しては、こじろうさんが部長になって、以前もずっとみんなを見渡してたところが、部長になった今でもそれが発揮されてて…。」


佐々木「おぉ~(笑)」


松本「すごいなあ!って思いましたね。」


佐々木「割と自分は…ワンマン的な主将じゃなくて、いろんな人の助けを借りなきゃいけない主将なのかなって。実際みんなの意見っていうのは、本当に大事にしていきたいなと思ってる。まあ至らない部分が多いっていうのも、正直そうですけど。主将の立場にある以上、主将って見られるのは当然だと思うんですけど、でもそれ以上に、後輩からはこじろうさんなり、佐々木さんなり、一人の先輩として、先輩のうちの一人として、見てくれたほうが嬉しかったりする。」


松本「それ結構大きいですよね。全然「部長!」っていう感じはしないんですよ。役職名がついただけなんですけど、こじろうさんはこじろうさんで。」


(聞き手)「意識されてることが伝わっているんですね。」


佐々木「いやあ、でもなんか割と…。今の2回生で仕切ってくれてる子とタイプも違ったりで。自分はあんまり効率とかはいいほうじゃなくて、全体で意見を決めたいってなると、どうしても時間がかかったり。みんなの意見を取り入れて、妥協的な感じになったりとかは、どうしてもしてきちゃう。そこはいい面でもあり、悪い面でもあるかな。けど、競技以外のところでもみんなの意見を聞いて、よりよい部活を作っていくっていうマネージメントの面では、プラスに働いているのかな。」



集合写真



オフシーズンの練習は――。


松本「僕は初めての冬なので、先輩方に「今までの冬はこうだぞ」って夏休みに聞いてて…。」


佐々木「(笑)」


松本「今は結構特殊ですよね。


佐々木「特殊だね、本当に。艇庫がないっていうのが1番。」


松本「カヌーって、僕は夏の競技なんだって思って、冬はやらないだろうなって思っていた。そしたらなんか、「冬もやるぞ」って言われて。現に今も冬合宿が始まってるんですけど、合宿所がない。雪もチラついたりして、天候も悪い中で、僕は先日沈(水の中に落ちること)して。普段はそれでも何とか耐えられたんですけど、その日は本当にたまたま寒くて、同志社のボート部の方にお風呂を借りさせてもらった。」


佐々木「そうだったんや(笑)」


(聞き手)「そんなことが…。」


佐々木「艇庫が結構近いから、京大に借りたり立命に借りたりとか結構交流もある。艇庫ない分、いろんな人と仲良くはなったかなっていう(笑)(艇庫がなくて)いいところもあるかな。」


一同「(笑)」


佐々木「自分も冬は…まあインフルエンザにちょっとかかってしまって。」


松本「お疲れ様でした。」


佐々木「(笑)まあ無事治って、この前も漕いだりとかした。インフルのブランクとかは抜きにして、練習は取り組めた。(その際感じたことが、)特に1個下のセレクションの子らは本当にもうちょい伸びてほしい。ちゃんと点数とかで、頑張ればとれる選手だと思ってるので。やっぱ自分が下から押し上げたりとか、引っ張っていったりとか、いろいろなアプローチをして欲しい。気持ちの面も、競技の技術面も、向上させていかなきゃなと思う。たぶんこの先就活とか教職のことで、割と(自分が部活に)出れない時期とかもあって、心配っちゃ心配。でも後輩もしっかりやるべきこととか、部の全体像とかをそれぞれ持ってると思うので、まあ今のみんななら任せられるかな、とは思ってます。自分も選手としてはしっかり、練習抜けても向上できるような姿勢だったり、工夫していくことは必要かなと感じてます。」


お2人とも大学始めですが、しんどいことは――。


松本「僕最初、カヌー舐めてたんで。」


佐々木「あるある。」


松本「最初はレジャーカヌーみたいなのを想像していて、誰でも乗れるだろうと思っていた。そしたら初めて乗って沈したり。乗りこなせるのに乗りこなせないっていう難しさと、今やっと乗れつつあるのに、どう頑張ってあがいても彼ら(セレクションの同回生)には追い付けないっていう。そうなってくるともうがむしゃらに漕ぐしかないなあって。今の冬の時期は永遠にそれを感じてるので、それは結構大変。」


佐々木「1回生の時は本当にもう、がむしゃらに先輩にも、同回のセレクションにもついていくっていう意識で、もうとにかく技術とか云々を抜きで、ただ頑張った、乗り越えたっていう感覚しかなかった。まあ松本はまだわかんないかもしれないけど、徐々にセレクションとジュニアの差っていうのがだんだん埋まっていく。セレクションに勝てる時も、3回生になればあって。まあセレクションの調子とかにもよるのかもしれないですけど、でも勝てたりとかすると、その分だけジュニアのほうが喜びとか、成長率があるので。ジュニアであることをブランクに考えるんじゃなくて、それだけ伸びしろがあっていい思いができるっていう風にむしろプラスにとらえるほうがいいのかな。逆に1回生とか2回生の勝てない時期にはどうしても「勝てないな」って諦めてしまったり。自分で限界を決めてしまいがちだと思うんですけど、3年目とかになるとそれがだんだん追い付いてきて、「あいつにも勝てるんじゃね?」とか、むしろライバルっていう意識にまで登れると思う。まあやっぱり経験がものをいうスポーツかもしれないですけど。自分も最初舐めてたほうだったので(笑)まあ舐めてるというか、やっぱり最初はレジャーのイメージが強かった。」


(聞き手)「レジャーカヌーにはないスピードがありますが。」


佐々木「一説には、水上の…F1…って言われてるらしい!らしいけど…。」


一同「(笑)」


佐々木「結局ボートにもスピード的には負けるし…(笑)まあ迫力はあるのかなと思いますけどね。」


松本「僕は率直にかっこいいと思いますけどね。」


佐々木「いやまあ、俺も進むなら後ろより前だなあとは(笑)」


松本「僕が初めて乗った時は、水面に近くて、ぷかぷか浮いてるんじゃなくて水を切って進むみたいな感じが、陸では味わえないもので面白いなって。毎日乗ってても面白いなって思う。」


佐々木「カヤックやったらなおさらやんな。水から近いし。冬まじで冷たいけどな(笑)近い分冬はずっと手が浸かってるから。ジップロックとかつけてやってるよな。」


松本「水に浸かった手が風にあたって、(手についた水が)気化して、熱を奪われて…。最終的には固まって痛い。想像の何倍も痛い。」


佐々木「痛い痛い。まじで痛い。本当に痛い。カナディアンも片手だけやけど、水浸かるから。あと足。」


松本「あ~足。」


佐々木「足はもうどうしようもない。あれは。動かせねーしな(笑)」


松本「カヤックも水かぶるので…。」


佐々木「あ~それがあるな…。冬はいろいろ辛いっていうのは…(笑)夏も辛いけど。」



先輩も後輩も関係なく仲がいいという



代替わりして約半年。以前、“改革の年”にしたいと言っていましたが――。


佐々木「自分の中では、制度は変えられたのかなっていうのはある。まあ当然変えざるを得ない状況に立たされての改革だったけど。システムの改革であったりはできたと思うんですけど、意識改革っていうのはまだまだ足りない部分があったかな。自分の思う多様性、みんなの意見を聞くっていうことで、みんなの意見を平らにしてしまってたりしてるのかなっていう後悔とか、もうちょっといろいろできたかなっていうのはある。どうしても主将っていう立場で下の声が回ってこないっていうのもあったり。だから本当に同期の3回生の人に後輩からどういうこといわれたとか聞いたり、そういうコミュニケーションをとるようにはしてます。制度の改革は、ほかの部活はどうやってるとか、リーダーズキャンプとかを通していろいろ学んだことを参考にしたり。まだまだ自分たちが目指してる改革っていうのは、スタート地点からちょっと出たぐらいと思うんで、こっからが本番かなとは思います。まあだいぶ経ちますけど(笑)」


松本さんから部に要望などは――。


佐々木「それは聞きたい。」


松本「カヌー部は話し合う機会をよく設けてくれる。前回もいろいろ、僕も議論っていうか、自分の意見を言わせてもらったり。僕ら1回生でも各自ミーティングしたりして、どういう風にしていこうという各自の意識の再確認とかしている。そういう議論とかの話し合いで、僕は言いたいことを言わせてもらったので、今は特に要望とかはない。ただやるだけだって感じですね。」


(聞き手)「意見を言える雰囲気があるんですね。」


佐々木「多分そんなに壁が高くない。」


松本「はい。文句みたいな感じでさらっといえる感じがある。軽々しくはないんですけど、ちょろっていえる。カヌー部は結構こういうところがフレンドリー。」


松本さんから主将さんに聞いておきたいことは――。


松本「合宿所って、本当に3月でできるんですか。」


佐々木「いやでも外装はできてるよね。」


松本「できてますけど…。」


佐々木「できてるけど…。(着工から)今まで結構翻弄されてて。完成するかどうかは、俺たちの力では何とも…。でもさすがに3月までには完成してるでしょ。」


松本「切実に早くできてもらって、シャワー浴びたいですね。」


佐々木「ていうかいろいろパーティしたいよね。」


松本「やっぱ艇庫があると楽しい。」


佐々木「やっぱそこじゃないかな。まじで大きいと思う。」


松本「夏とかは練習終わっても合宿所に残ったり、交流を深めたり。合宿所が交流の場でもあるので。」


佐々木「そこが一番だろうな。」


松本「それが楽しいんですよね。」


(聞き手)「仲が良いんですね。」


佐々木「仲の良さはどの部活にも負けない。逆に外の友達できないぐらい(笑)休みは全部カヌー部のやつ、みたいな。」


(聞き手)「先輩も後輩も…。」


佐々木「分け隔てなく。」


松本「はい。僕も先日オフだったので、2回生の先輩と3回生の先輩とで一緒に遊びに行ったんですけど、そういうのもできるのも面白いなって。先輩とも気軽に休日も過ごせる、楽しい部活ですね。」


それぞれの今季の目標は――。


佐々木「最終的な目標として、インカレで1000mでは決勝に上がって、得点をしっかりとること。うちはペアに力を入れてる分、ペアはしっかり表彰台に登れるペアを作りたい。1000mと200mで、自分はまだペアに出るかわからないですけど、そこでもしっかり決勝に上がっていきたいと思っています。あとは、4年間の中で一回はリレーのメンバーに選ばれて、集大成としてしっかり締めくくれたらなと。」


松本「自分はジュニアとして、これまでインカレとかも何もしなくても出れた。でもこれからはシニアで、初心者だからって甘えられないところが出てくる。今は準決勝とか、何がしたいと言われてもわからないので、一番の目標はこの冬を乗り越えて、他大学からジュニア上がりって言葉で呼ばれて、そのうえで速くなりたいなっていうのが一番の目標ですね。


佐々木「ジュニア上がりで1番。」


松本「そうですね、ジュニア上がりで一番。ジュニア上がりっていう言葉が好きなんですよね。」


佐々木「確かに。チャレンジャー的な感じで俺も好き。3年間を通して、逆にセレクションじゃなくてもよかったかなっていうのは思う。常にチャレンジャーでいられるし。」


チームの目標は――。


佐々木「まずは関西制覇。その先に全国制覇があるかな。まずは関カレで関西制覇する。インカレでは、その(関西制覇の)流れから全国制覇を。僕たちは一応、目標と目的を分けていて。カヌーをやる目標は関西制覇。学生でカヌーをやる目的は、確かな人格を形成すること。カヌーマシーンみたいに(笑)、カヌーにだけ打ち込んで、ほかの部のこととかできてない、とかじゃなくて、やっぱり人間としても成長していってほしいって。本当にその過程を大事にして結果を出していくことが、一番じゃないかなと思っています。」


艇庫の改装のために、従来とは異なる環境にあるオフシーズン。改革せざるを得ない状況の中で、制度と意識の2つの側面からアプローチしてきた。まだまだ改革の途中にあるというが、主将が心掛けてきた「みんなの意見を聞く」ことは、確かにチーム全体に根付いている。それこそが、経験者と未経験者の割合が約半々であるという少し珍しい構成をプラスに替えている要因なのかもしれない。上下に分け隔てもなく、固い結束を見せる同志社カヌー部。つらい練習に耐え忍んだ先に、追い求めるものが待っている。(聞き手 名倉幸)




写真左

佐々木毅(文学部3年/158㌢60㌔/逗子開成高校)

今年度主将を務める。種目はカナディアン。

ジュニア出身で、以前は剣道をしていた。

カヌー部に入ったきっかけは偶然試乗会に行き、雰囲気に惹かれたから。


松本雄太(法学部1年/168㌢68㌔/同志社国際高校)

大学からカヌーを始める。種目はカヤック。

全日本学生カヌースプリント選手権大会では、JK-1 500㍍とJK-1 200㍍で見事3位になった。

以前はラグビーをしていた。

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