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ラグビー"Man of the Match"2015 : ラグビー部 |
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紺グレ支える大黒柱・才田智 |
関西ラグビーAリーグ第2戦、対関大。同志社は初戦、まさかの敗戦から立ち直り今リーグ初勝利を挙げた。この試合でMan of the Matchに選ばれたのはPR才田智(社4)だ。
才田は名門・東福岡高校出身。全国大会3連覇を果たし、公式戦3年間無敗と輝かしい成績を持つ。同志社入学後も1年からAチームで活躍し、2年時にはスタメンに定着。今年度は主将としてチームをけん引し、同志社にはなくてはならない存在だ。勝利への気持ちは誰よりも強く、初戦近大戦での敗北に悔し涙を流した。しかし、「落ち込んでいてもしゃーない」。気持ちを切り替えて試合に臨んだ。

スクラムが才田の持ち味
試合が動いたのは前半25分。相手のサインプレーで先制を許すと、その後も自陣に攻め込まれ、苦しい時間が続いた。しかしインゴール手前、相手の猛攻を同志社FW陣がシャットアウト。これ以上トライを許さず、同志社に勢いをもたらした。今試合で一際輝いたのは何と言ってもスクラム。「近大戦から1週間準備してきていた。こだわれたと思う」(才田)。スクラムに絶対的な自信を持つ才田は、最前列からプレッシャーをかけた。「フロントローが本当に頑張ってくれた。プレッシャーをかけて、スムーズにボールを出させなかった」(秦・心理3)。前半32分には関大のコラプシングを誘い、相手PRにシンビン。試合を通じて、幾度となくその強さを見せつけた。山神監督も「スクラムで勝てるという安心感があった」と振り返り、同志社の強みが存分に発揮された一戦だった。さらにFW陣はブレイクダウンでも圧倒、いい形でBKにボールを展開しWTB松井(スポ3)らのトライに貢献した。攻守ともにFWの奮闘が今日の勝利を大きく手繰り寄せた。

ブレイクダウンに参加する才田
FWのなかでも特に活躍を見せたのはフロントローの才田。MOMに輝いた。受賞に対して「スクラムを評価してくれたんだと思うが、僕一人で組んでいる訳じゃない。他の7人が押してくれたから、前に出ることができた」。みんなで勝ち取ったリーグ戦初白星、そしてMOM。笑顔を見せながら振り返った。しかし、「もっともっと、ボールもらって前に行けるようにしたい。フロントローが動かないと勝てないから」と自身のプレーに満足をしていない。主将になって、OBやファンからかかる期待を一身に受け、今までよりも自分に厳しくなった――。それはすべて、関西リーグ優勝、さらに日本一になるためだ。才田は主将として、またFWの要として最前線からチームを引っ張る。悲願の日本一のために。(柳生芽衣)

FW戦に欠かせない存在だ
プロフィール 才田智(さいた さとし) 社会学部4年 東福岡高校出身 181㌢/120㌔
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【ラグビー"Man of the Match"2015バックナンバー】
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