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昨年王者に黒星も前向きに:ラグビー部
2019/05/20 HEAD LINE NEWS

奈良ラグビー祭兼、関西大学Aリーグ春季トーナメント準決勝 (2019年5月19日)

5月19日、天理親里球技場(奈良県)で奈良ラグビー祭兼、関西大学ラグビー春季トーナメント準決勝が行われた。選手権準優勝の天理大に喰らいつく場面を見せるも12-43で敗北。新体制となり初の黒星となった。


風速7メートルの強風を記録した本日の試合、お互い理想的なプレーを出来ずにいた。その中でも序盤は天理大がボールを支配。前半2分、同志社のオフサイドから自陣22メートル右サイドで天理大ラインアウトになると、フィールドの幅を広く利用したパスワークで左に展開。タックルを3人かわされトライを許した(0-7)。


開始早々暗雲が立ち込めるも、すぐさま払拭。天理大のノットリリースザボールで同志社が敵陣ゴール前でラインアウトを獲得。素早くリスタートすると、ラックサイドからHO橋本(商4)が飛び出し、トライを奪い返す。風の影響もありコンバージョンは外れるも、同志社陣営の熱気は高まった(5-7)。


同志社のトライ後、天理大は連続でアタックを仕掛け、ゲインラインを割ってくる。だがFL嶋崎(神4)、FL弓削(社4)のしつこい絡みでゲインを防いだ。「ディフェンスから良い流れを作るように意識をした」(嶋崎)。天理大の12番、シオサイア・フィフィタには徹底マーク。積極的なディフェンスが見てとれた。


ブレイクダウンの様子


同14分、ターンオーバーに成功しNO8服部(スポ4)、CTB古城(スポ4)を起点に敵陣へ侵入するも、またもやターンオーバー。左サイドに大きくパスを展開され、数的不利の状況で追加点を許した(5-12)。


ボールキャリーする服部


ハンドオフで相手を弾く古城


その後は拮抗した時間が長かった。同19分、PR六車(経3)のナイスタックルで天理大のノットロールアウェイを誘う。ラインアウトから8フェーズ重ね、CTB江金(経4)がゲインするも、「良いボールキャリーや良いパスをできなかった」(江金)。自らの足でチャンスメイクしたが、ノットリリースザボールで攻撃は終わった。


天理大の攻撃を止める同志社FW陣


次の攻撃ではLO堀部(社4)がハーフライン付近で相手を引きずりながらもゲイン。敵陣に攻め入るもトライには届かず。SH原田(心理4)がハイパントをするもチャージされ、ボールは誰もいない所へ転がった。だが、WTB山本浩(スポ3)がしっかりと確保。天理大のオフサイドもあり、一気にゴール前へと進んだ。


トライ目前での攻防が繰り広げられた。天理大のノックオンでマイボールスクラムになると押し勝ち、勢いに乗っていた。しかし、「トライラインをまたぐかまたがないかに対する貪欲さ」(主将山本雄・商4)と試合後に語るように、終着点にたどり着けなかった。トライかと思われた場面で2本連続ノックオン、そしてスクラムでの反則が目立った。「相手の組み方に対応ができず反則を取られてしまった」(六車)。微妙な判定ではあったが、追加点を奪うことが出来なかった。


押し勝っていたスクラム


その直後であった。同志社のスクラムホイールによって、天理大にラインアウトを献上。相手のハイパントでFB山口(社2)が相手選手2人競り勝ちボールを奪うも、ノックオンによりハーフライン付近で天理大スクラムに。パワーで押されてしまい前半37分、自陣10メートルから一気に飛び出され、タックルで止めに入るもオフロードでつながれ被トライ(5-19)。


ラインアウトの様子


続く前半ロスタイムでも追加トライを許した。自陣にボールを持ち込まると、素早いパス回しでディフェンスを翻弄。ゴール前まで侵入され、中央から右サイドへキックパスを綺麗に通された。前半を5-24で終え、後半へと折り返した。


3トライ差をひっくり返すべく始まった後半。開始から古城のボールキャリーで敵陣22メートルまで入り込むも、得点に結ぶことはできずターンオーバー。その後も攻めてはハンドリングエラーで攻撃権を譲ってしまい、時間だけが経過していった。


パスを回す平澤


だが点数を最初に動かしたのは同志社だった。後半16分、天理大のオフサイドにより、マイボールラインアウトから11フェーズ重ねじわじわとゴール前へと攻める。中央付近で天理大のペナルティにより同志社はタップキックを選択。ゴール前で嶋崎がボールをタップし、素早くリスタート。相手がタックルに入ってくる前に手を伸ばし、ボールをインゴールに到達させた(12-24)。


嶋崎のトライに喜ぶ選手たち


停滞していた時間を崩し、流れを引き寄せたと思われた。だが天理大は前に飛び出し、継続的にプレッシャーをかけてくるため、思うようなプレーをさせてもらえない。自陣深くでターンオーバーに成功し、弓削がハーフライン付近まで陣地を取り戻すも、天理大のタックルが膝下に刺さり、ゲインを許してもらえない。すると同21分、ゴール前で天理大スクラムを献上、そのままスクラムトライを許した(12-29)。


ゲインする弓削


その後も天理大の圧力で同志社はハンドリングエラーを多発。同33分、天理大のラインアウトからボールを奪取するも、ボールを落とし攻撃権を渡す。するとアンストラクチャーな状況で相手の独走を許すも、SO桑山(政策3)が追いかけタックルで外へと押し出し、間一髪のところで助かった。


しかし同40分、同志社のノックオンにより天理大スクラムになると、左サイドを一気に抜かれ、追加のトライ(12-36)。後半ロスタイムにも自陣10メートルの右サイドで天理大にスクラムを献上。同志社の反則により、天理大がタップキックでクイックリスタート。すぐさま山本雄がタックルに入るも相手のフォローが早く、パスをつながれ最後に一発を食らいノーサイドとなった(12-43)。


試合後の挨拶で悔しい表情を見せる選手たち


昨年の王者相手に、「同志社ラグビー」を展開できなかった。相手の速い出足に阻まれ、前に進むことがとても困難であった。また、あと一歩の場面でトライを取りきれなかった。最後の最後まで、トライラインをまたぐかまたがないかの貪欲さが勝敗を分けてしまった。


スクラムに関しても、「他大学と比べてヒットの強さ、ボールを入れてからの押しが強かった」(六車)。マイボールのスクラムではしっかりとボールキープできていたが、相手ボールスクラムの際、対等に組んでいる場面もあったが押し込まれる展開が多かった。


だが収穫もあった。アタックにおいても、ディフェンスにおいても天理大に負けずとエリアを奪っていた。また「ラインアウトでしっかり競ることが出来た」(LO平澤・神4)。ラインアウトでの成功率も高く、天理大相手に劣っていない。FWに関しても、前半でのパワーを継続することができれば、勝負は分からなかっただろう。だが1つのハンドリングエラーやラインブレイクで同志社ラグビーを封じられ、立て直すことが出来なかった。


希望が見えたラインアウト


次週は京都ラグビー祭において、京産大と対峙する。関西でも屈指の強豪相手に、どのような勝負を見せるのか。秋につなげるためにも勝利は必要不可欠。「今日の試合で自分たちのしていたことのクォリティーの低さや未熟さを全員が再認識することが出来た。それを受けて自分たちがどういった行動をとるのかしっかり考える必要がある。今後1人1人がどのような態度で練習に臨むのかが勝敗の分かれ目になる」(山本雄)。新体制での初の黒星。悔しい結果だが、チームにとっては大きな収穫になったのではないだろうか。この経験を糧に、次戦は必ず白星を掴み取る。同志社ラグビー部、勝負はまだまだこれからだ。【文責:川田翼、撮影:宇佐美義人、井代奈那子】



【選手コメント】

WTB山本雄貴(商4)

――試合全体の振り返り

アタック、ディフェンスどちらにおいても、スコア的にもエリア的にも負けていない状況だったのですが、一つのミスや相手のラインブレイクによって自分たちのプレーがぶれてしまいました。そこから立て直すことが出来ず、最後の献上トライに繋がってしまったのではないかと思います。


――反則が多かったことについて

ブレイクダウンに関しては、天理大学さんの方が自分たちを上回っていました。そこに対する練習を自分たちもしてきていたのですが、もう一歩後手に回ってしまった印象です。ハンドリングエラーに関しては、マインドの問題が多いと思います。天理大学さんに対して気負いすぎてしまったことでネガティブなプレーから来るミスが多かった印象です。


――実際に戦ってみて感じたこと

高いレベルの相手と戦うのが今シーズン初だったので、やはりいつも通りの同志社ラグビーをすることが出来ませんでした。それによって、プレー中に全員の士気が下がってしまいました。


――天理大と同志社の間で感じた差

トライラインをまたぐかまたがないかに対する貪欲さが、トライを決めきる強さであり、ディフェンスで止めきることに繋がっていることを肌で感じました。勝つためには、天理大学さん以上のスキルとマインドが必要であると思います。


――次戦へ向けて

今日の試合で自分たちのしていたことのクォリティーの低さや未熟さを全員が再認識することが出来たと思うので、それを受けて自分たちがどういった行動をとるのかしっかり考える必要があると思いました。結果を受けて、今後1人1人がどのような態度で練習に臨むのかが勝敗の分かれ目になると意識して次戦に挑みたいです。



FL嶋崎晴也(神4)

――試合の振り返り

アップ自体とても雰囲気もよく、そのままの流れで試合も挑もうと話していました。前半から相手のフィジカルに圧倒される事が多くて、思い描くプレーが出来なくなりそれを後半まで引きずってしまいました。


――アタックについて(個人/全体)

個人的にはディフェンスから良い流れを作るように意識をしていました。相手に圧倒される瞬間もありましたがその中でも、自分のしたいプレーをする事が出来ました。チームとしては、練習からディフェンスに焦点を当てていました。今日の試合では、練習で出来ていたことが思うように出来ませんでした。今まで上手くいっていた分、今回上手くいかなかったことで焦りが出てしまいました。


――天理大に対して特別にしたこと

天理大学さんの試合映像などを個人で確認し、練習でも常に天理大学さんのことは意識していました。


――スタメンとしての意識

今シーズンスタメン初出場だったので、このチャンスをしっかりとモノにしようと意識していました。


――手ごたえ

もう少し対等にやり合うことが出来ると思っていたので、実際に試合をしてみて大差で負けてしまったので自分たちが天狗になってしまっていたと立ち返ることが出来ました。この試合の負けは自分たちにとってとても大きな収穫となりました。



CTB江金駿(経4)

――試合全体の振り返り

前半最初のディフェンスでは自分たちが準備してきたことを出すことが出来ました。アタックとディフェンスの切り替えの部分など取り組みが浅い部分で天理大との差が現れたと思います。


――天理大のアタックに対する印象

一人一人のフィジカルが強く、ターンオーバーしてからの切り替えの早さや抜けた後のフォローの多さを感じました。


――天理大のディフェンスに対する印象

個々のタックルが強かったです。春シーズンではそこまで強い相手と戦っていなかったので今回感じた力の差はメンタルにきました。序盤から後手を踏んでしまい、自分たちのアタックができませんでした。


――自分自身のアタックについて

今回の天理大戦では良いボールキャリーや良いパスをできることができなかったので、この点を反省し、自信を持ってプレーをしたいです。


――天理大のディフェンスの守りに対してどのように突破策

自分から相手に当たるポジションなのでフィジカルとスピードを活かして突破しようとしたが、天理大学さんディフェンスの集まりがよく、突破が難しかったです。


――自身の課題と反省点

タックルを外されてしまった点と状況判断が良くなかった点です。


――次戦に向けての意気込み

課題をしっかりと反省し、次戦の京都産業大学さんも強い相手なので勝てるように頑張りたいです。



LO平澤輝龍(神4)

――試合全体の振り返り

前半の流れは良く、どれだけ厳しい状態でも繋げられるかが重要でしたが、後半になるにつれて天理大学さんに押し切られてしまいました。修正しきれなかった部分があったのでそこが今戦においての反省点だと思います。


――LOとして

ラインアウトでしっかり競ることが出来ましたが、より精度を上げる必要があると思います。モールにおいても天理大学さんと対等に押し合うことが出来たので手応えを感じました。スクラムでは、バッククライムの押しが弱く同じような押され方をしていたので、しっかりとコミュニケーションを取って改善していきたいと思います。


――復帰戦ということで意識したこと

自分がいない間に継続して出ていた人を差し置いて出場したので、しっかりと責任を持って体を張らないといけないと意気込んで挑みました。今日はタックルを受けてしまった印象が強いので、今後の課題が見つかりました。


――FWとして

それほど力の差を感じることはなかったです。

前半でのパワーを継続して出せるように意識をして、セットプレーの強化に焦点を当てて溝を埋めていきたいです。フィールドの面では力の差をあまり感じることはありませんでした。



PR六車髙寧(経3)

――試合全体の振り返り

天理大学さんの前に出ようとする圧力に負けてしまっていました。また、天理大学さんはトライに結びつけるアタックをしていたが、同志社は途中でミスがあり、トライに結びつけられなかったです。


――反則によるスクラムが多かったが組む時に意識したこと

相手の組み方に対応ができず反則を取られてしまいました。試合中に自分の強いポジションで当たれるように工夫して組みました。


――天理大のスクラムへの印象

他大学と比べてヒットの強さ、ボールを入れてからの押しが強かったです。


――スタメンとして意識したこと

スクラムからチームの勢い付けることを意識しました。また、出られない人の分まで気持ちを背負って頑張ろうと意識して今戦に臨みました。


【スターティングメンバー】

1.六車髙寧(経3)

2.橋本一真(商4)

3.栗原勘之(経3)

4.堀部直壮(社4)

5.平澤輝龍(神4)

6.嶋崎晴也(神4)

7.弓削周翼(社4)

8.服部綾(スポ4)

9.原田健司(心理4)

10.桑山太一(政策3)

11.山本浩貴(スポ3)

12.古城隼人(スポ4)

13.江金駿(経4)

14.山本雄貴(商4)

15.山口楓斗(社2)


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