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全日本へ―それぞれの西日本:フィギュアスケート部
2018/11/06 HEAD LINE NEWS

第44回西日本フィギュアスケート選手権大会 (2018年11月2日)

11月2日~4日にかけて日本ガイシアリーナ(愛知県)にて行われた第44回西日本フィギュアスケート選手権大会において、Sr男子で友野一希(スポ2)が準優勝、笹原景一朗(商4)が6位、時國隼輔(商3)が12位となった。またSr女子において、鈴木沙耶(商4)が19位に入った。Sr男子に出場した3名は12月に行われる全日本選手権に出場する。 

 

フィギュアスケートは、決められた時間内でジャンプやスピンなどの要素をこなして得点を競う。最終順位が決まるフリースケーティング(FS)は男女ともに4分間。スケーターたちは、その限られた時間内で、持てる力をすべてぶつける。 

 


美しいイーグルを披露する笹原 


 

張り詰めた緊張感の中、美しいピアノの音色が零れ落ちるように流れ始めた。4分間が始まってしまった。音楽とともに動き出した笹原が、冒頭のジャンプへ向かう。会場中が息をひそめて見守る中で、力強く踏み切った。着氷とともに、はじけるような歓声が上がる。加点のつく3回転ルッツで、最高のスタートを切った。「今までは最初の3本のジャンプが決まると、(その後は)大体はノーミスでできていた」という中で、2本目の連続ジャンプも着氷。集中を切らすことなく3本目の連続ジャンプも成功させると、勢いそのままに次々とクリーンなジャンプを披露して見せた。最後のジャンプを決めると、会場中に高揚感がはじけた。「最後の最後まで、全日本に出たいという一心で滑り切った」という言葉通り、演技終盤も気迫を感じさせる情熱的なステップで会場を魅了する。最後の要素であるスピンから拍手が起こり、演技後何度もガッツポーズをする笹原へスタンディングオベーションが送られた。FSの得点は120.40。近畿選手権から約12点も上げ、西日本6位で全日本への切符を勝ち取った。 

 


演技後にガッツポーズをする笹原


並々ならぬ思いがあった。笹原は去年の西日本選手権で12位にとなり、もう少しのところで全日本出場を逃した。そして今季は、ラストシーズンにすると決めている。「今年リベンジするという思いは誰よりも強かったと思う」。その強い思いを体現するような会心の演技は、多くの観客の心を打っただろう。「今回よりもさらにいい演技ができるように」。 思いは全日本へと繋がれた。

 



新衣装で登場した時國


 

ショートプログラム(SP)を終えた時点で、時國は10位につけていた。上位12位までに全日本絵の出場権が与えられるため、気の抜けない状況で迎えたFSだった。プログラムは去年に引き続き使用する『オペラ座の怪人』。新しい衣装で登場した。十分に練習が積めずにいたというが、冒頭の連続ジャンプを成功させると残りのジャンプも着実に着氷させていく。後半のジャンプにミスが出たものの、大きく崩れることなくプログラムをまとめ切った。 

 

得点が発表される。11人を残し、時國が首位に立った。全日本への出場が決まった瞬間だった。 

 

 

 

SPでノーミスの演技を披露した鈴木 

 

深い青の衣装が氷上に映える。Sr女子の部では、同志社から唯一鈴木が西日本に進んだ。SPでは軽やかにジャンプを決めノーミスの演技を披露したが、FSでは一転、ジャンプに苦しめられた。冒頭の3回転トーループをはこらえたが、2本目のループジャンプはシングルに。本来の美しいジャンプは息をひそめた。得点こそ伸び悩んだが、しなやかさと力強さを併せ持ったスケーティングはそれだけで美しい。納得の演技は、次へと持ち越された。 

 

 

フィギュアスケートは、決められた時間内でジャンプやスピンなどの要素をこなして得点を競う。でもそれだけじゃない。それぞれ違う魅力を持ったスケーターがいて、個性が光る色んなプログラムがある。そしてたった数分間の演技だけで、観る人の心を動かしてしまったりする。そんなスポーツだ。(名倉幸) 

 


 

☆FS後インタビュー抜粋 

 

笹原景一朗 

――演技を振り返って 

スケートをしてきて20年近く、今年の全日本にかけたっていうぐらいずっとこの大会に照準を合わせていた。調子のピークもちょうど合わせられた。「最後のシーズンにする」と決意していたので、何が何でも全日本に出場すると決めていた。(その目標に対して)完璧な演技で締めくくることができたので、今は夢を見ている気分。  

 

――演技途中で手ごたえを感じていたか 

いつも最初のジャンプを3本連続で決まると、(その後は)大体ノーミスでできていた。最初の2本のジャンプが決まって、ここで集中を切らしてはダメだと思った。最後の最後まで、全日本に出たいという一心で滑り切った。 

 

――今大会に対して緊張などは 

毎年西日本は身を削るような試合なので…。去年は(全日本選手権への選考に)落ちてしまったので、今年リベンジするという思いは誰よりも強かったと思う。 

 

――全日本に向けて 

全日本に出るからには、来年の後輩たち(西日本ブロックの選手)の枠が少しでも増えるように貢献したい。今回よりもさらに良い演技ができるように、また一から(練習など)やり直したい。 

 

 

時國隼輔 

――演技を振り返って 

練習を含め、今シーズンはよくない試合が続いていた。練習も全然うまくいかないし、こんなにも練習不足で迎える西日本は初めてだった。もっと準備出来でいればよかったが、それでも全日本に行くことができてすごくよかった。 

 

――後半のジャンプが惜しかったが 

やっぱり(練習などが)うまくいっていなかったので、その中でこれだけできたというのはよかったかなと思う。 

 

――衣装は心機一転で新しく? 

はい。あまり(今季が)良くなかったので、衣装だけでも変えようかなと思って。 

 

――西日本大会について 

いつもは「十分に練習してきたから大丈夫」と思って挑み、今日もそう思ったが、あいまいなままにしてきてしまった部分があって後悔のようなものがあった。この試合で練習を積んでこない人はいないと思うので、十分に積めなかったというのは変な話だと思うが、自分の中では去年やおととしに比べてよくなかったので、(結果が出て)良かったかな。 

 

――全日本に向けて 

表現力とかつなぎの部分など、みんなに及ばないところがたくさんある。あと1年ちょっとの課題でもあるが、残り1か月半でも諦めずに、少しでもみんなに追いつけるように強化していきたい。 

 

 

鈴木沙耶 

――演技を振り返って 

欲を言うと、もう少しできたかなと思うが、本番でも、どんな状況でも(完成度の高い演技が)できるぐらいの練習が足らなかった。やっぱり、悔しいなと思う。 

 

――次戦について 

(取材時、6日に行われた国体に向けた予選に出場予定だった)。引退がどの試合になるのか決まる大会でもあるので、このまま引きずらないで、もう少しいい演技ができたら。 

 

――調子は 

実は結構良くて。良かった分、油断していた部分があったのかもしれない。 

 

――ラストシーズンということだが 

自分でも「言うことない!」と思えるような演技が1つでも多くできるように。欲を言えば大きな大会で、そんな演技がしたいと思う。


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