4月8日、京都産業大学にて、平成30年度京都府知事杯争奪京都学生バドミントンリーグ戦大会が行われた。2日目のこの日は立命大と対戦し、惜しくも2-3で敗れた。4年生のみのメンバー構成で臨んだ1日目とは打って変わって、この日は1年生ルーキーがリーグ戦に初めて出場した。
第1シングルスに臨んだ藤田(文情3)は、0-2で敗れた。1ゲーム目は序盤から5点差をつけられ、追う展開に。力強い球で攻め追い上げを見せるも、前半で開いた点差を埋めることはできなかった。「前半から走り出せるようにしたい」。(藤田)チームの流れを作ろうと最後まで諦めずに戦ったが、ゲームの立ち上がりに課題を残した。

シャトルを捉える藤田(文情3)
第2シングルスは、1年生ルーキーの大屋(商1)がコートに立った。大屋は、1年生らしいエネルギッシュなプレーで応援席を湧かせた。軽いフットワークで1球1球に食らいつき、スコアを重ねた。しかし、スマッシュやプッシュが浮いてアウトになるミスが目立ち、0-2で敗れた。「初めてのリーグ戦だったので、雰囲気もあんまりわからなくて、高校と全然違う雰囲気の中でだいぶ緊張していました」。(大屋)1年生の中でも一足先にリーグ戦デビューを果たした大屋。勝利はならなかったが、大学の試合の雰囲気を掴んだようだ。

スマッシュを打つ大屋(商1)
全体0-2でもう後がない同志社だったが、ダブルスは好調だった。第1ダブルスに出場したのは、藤田・岩永(商3)組。相手の隙を狙い着実にスコアを重ね、2ゲームを先取した。3年生同士のペアの安定感で相手を圧倒した。第2ダブルスには、大屋・伊藤(スポ1)組が出場した。伊藤にとっては初めてのリーグ戦で緊張もあったようだが、2人で声を出し気持ちを盛り上げた。早めのタッチで返球し流れを引き寄せ、1ゲームも落とさず勝利した。

笑顔でハイタッチをする岩永(左=商3)と藤田(文情3)

ラリーを返す大屋(右=商1)と伊藤(スポ1)
2-2で迎えた第3シングルス。コートに立ったのは、主将岩永だった。2ゲームともに、前半はリードを保つも、後半はスマッシュが決まらず連続得点を許してしまう。「自分からのミスが多かった。」と振り返り、怪我からの完全復活とはならなかった。

シャトルを打つ直前の岩永(商3)

白熱する応援席
この日は2人の1年生が活躍し、チームを勢いづけた。リーグ戦は残り3日。今後の1年生の活躍に期待が高まる。(藤岡亜里沙)
◯試合結果詳細
S1 藤田★0(17-21,18-21)2
S2 大屋★0(17-21,18-21)2
D1 藤田・岩永☆2(21-19,21-15)0
D2 大屋・伊藤(スポ1)☆2(21-19,21-16)0
S3 岩永★0(19-21,15-21)2