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西日本3連覇達成、最優秀選手に:レスリング部 |
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2016/11/06 HEAD LINE NEWS |
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西日本学生選手権 (2016年10月29日)
10月28日から30日まで堺市金岡公園体育館(大阪府)にて行われた西日本選手権。フリースタイルでは86㌔級の榎本(商4)が3連覇を達成。さらに65㌔級の光永(商3)が優勝、61㌔級の萩本(商2)が2位、同じく61㌔級の大前(神1)、97㌔級の川北(商2)が3位に入賞。グレコローマンスタイルでは66㌔級の岩本(商1)が優勝、80㌔級の榎本が3位に輝いた。3連覇を果たした榎本はフリースタイル最優秀選手賞を獲得した。

相手の背後をとる榎本。
まさに王者の貫禄。他を寄せ付けない圧倒的な戦いを見せつけた。「1週間前の全グレの疲労もあって体はあまり動いてはなかった」(榎本)。全日本大学グレコローマン選手権で3位に輝いた榎本はその大会からわずか1週間。疲労も抜けていない状況もなんのその。準決勝まで点差はすべて4点以内も、点差以上に相手との力の差を見せ悠々と決勝進出を果たした。

相手をねじ伏せる。
唯一危なかったのは決勝戦。福岡(徳山大)と対戦した。開始から相手が前に積極的にプレッシャーをかけてくる。46秒、タックルを受けるとそのまま足を掴まれてしまう。足を掴まれると振りほどけなければ、大抵は背後を取られ2ポイントを許す。追加点を許さぬようにマットに這いつくばるが榎本はそう簡単に失点を許さない。足を掴まれるやいなや体をうまく反転させ、逆に相手の後を取り2-0と先制した。その後も相手は前に前に押し出してくるが動じない。落ち着いて横に振り払うなどしてこのまま前半を終えた。後半開始早々、試合は動く。またしても足を掴まれてしまうが、今度はそこから相手の身体をひっくり返し投げによるカウンターを決めて2ポイントを奪った。試合は均衡状態に入りこのまま試合は4-0で終わると思われたが、今大会最大のピンチが訪れる。「油断していたわけではないが守りに入りすぎた」。と終始、相手の攻撃を受ける形だったが、5分10秒、またしても足を掴まれる。得意の身体をひねりカウンターを試みたが、うまくかわされ背後をとられ失点許してしまう。マットに這いつくばり、相手のローリングを試みる攻撃に必死に耐える。危うく回される状態まできたが必死に耐えきり、審判かアップの指示。その後は相手の攻撃を受けきり4-2の判定勝利し、優勝を果たした。

最優秀選手賞に輝いた。
「全国の表彰台に上っているのに負けるのは嫌だった」。全国3位の意地、連覇のプレッシャーを感じさせない横綱相撲を見せた。11月12、13日に控えるは全日本大学選手権、通称“内閣”。昨年は3位に入賞した。学生の全国大会はこれで最後となる。最後にもう一度、西日本王者が表彰台に上がる姿を見せてほしい。(藤田大輝)
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