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悲願達成!涙の関西V:フェンシング部
2016/11/06 HEAD LINE NEWS

大山崎町体育館(京都府) (2016年10月19日)



10月19日から23日にかけて大山崎町体育館(京都府)にて行われた関西学生フェンシング選手権大会。団体戦において女子フルーレ・エペ、男子サーブルが優勝、男子フルーレが準優勝に輝いた。その中でも女子エペは記録上では創部初、男子サーブルは26年ぶりの快挙となった。



最後周りを務める土田(GR2)



「次に繋がる負け」かつて春リーグで優勝を逃した時、吉村多恵(社4)がそう話していた。その言葉通り、見事女子エペは今大会で優勝を決めた。



着々と決勝戦へと進み迎えた中京大との最終戦。それは春の試合を彷彿させるものだった。中盤、同志社が6点リードするも終盤には2点差まで追いつかれる。競った場面で吉村美穂へ。吉村は堂々のプレイで相手に点を覆されることなく36-34で最後周りを務める土田へと繋いだ。拮抗した戦い続く。37-37で同点になると1点を取り合う展開となった。41-41、同点のまま終了の合図が告げられる。勝敗は一本勝負に委ねられた。


一本勝負―。


あの時の記憶が蘇る。春リーグの最終戦である対関学戦。この時も同じように勝敗は最後の一本に委ねられた。土田はシングルランプで取れずタイムアップで相手に点を与えてしまい優勝を逃した。悔し涙を流す選手たちの光景が鮮明に蘇る。しかし、今回は違った。「秋は絶対に勝つ」かつてそう誓った土田にリベンジの時が来た。捨てるものは何もない「勝っても負けても突きに行く」優先権を得た土田は相手の有効面を突き、ランプを光らせた。わっと仲間たちがピストに集まり土田を称える。彼女達の頬を伝う涙はあの時の悔し涙ではない。挫折を乗り超えてようやく掴み取った優勝に興奮はしばらく冷めやらなかった。



勝利の瞬間、抱き合って喜ぶ吉村(スポ1)と土田



春から秋にかけてチームとして成長がみられた。以前まで不安や緊張で雰囲気に飲み込まれていた。しかし「勝つチームはフェンシングを楽しんでいる」(土田)その言葉通り、今大会は全試合を通して彼女達の笑顔や声かけが多く、その場を楽しんでるような姿があった。全員が口を揃えていうように「チーム力」がこの勝利をもたらしたのだ。



全員で喜びを分かち合う


ガッツポーズする堀(文4)



女子フルーレは一年越しの関西制覇。去年は屈辱の3位。「辞めてしまいたい」と思うほど女子フルーレは窮地に立たされていた。 そんな状況の中、前主将の西村(商卒)をコーチに迎え技術面を一新。「近距離の勝負で得点をとりにいく」という一本の軸を通し着々と決勝戦まで進んだ。



初戦の対京大を圧勝すると迎えた準決勝の相手は立命大。序盤リードするも中盤で1点差まで追いつかれる。つぎの白峰(スポ3)のターンで18-16と2点差に。競った場面でエース・堀が相手に得点を与えず8点差で次に回すと勢いに乗った同大はそのまま45-24で勝利した。



このままの流れに乗りたい中京大との決勝戦。しかし最後まで気の抜けない試合だった。中盤、2点を中京大にリードされて回ってきた堀は同点に追いつくと28-27で逆転。引き離して蓄えを作っておきたいところだが続く試合でももなかなか中京大を引き離せない。「一歩先を読んで戦う」(堀)。競った場面に内心焦りを感じながらも落ち着いてプレイすることに集中した。その姿勢が実を結び41-37で中京大を下し優勝を決めた。



「やってきたことは間違いではない」。去年味わった悔しさから勝利のために自分たちに一本の軸「近距離の勝負で得点をとりにいく」を通した。このセオリーが実を結び今回の優勝に至ったことは自信にも繋がる。次なる目標はインカレ優勝。全国の頂で花開くその瞬間まで、彼女たちは貪欲に頂点を目指し続ける。




果敢に攻める岩澤(心理4)



「サーブルは優勝できない」そう言われていた男子サーブルが26年ぶりに優勝した。そして26年前の優勝は偶然にも福崎監督がここ、同志社大学で選手として出場した年だった。



最後まで理想の試合運びとなった。準決勝は朝日大と対戦。終盤までデッドヒートを繰り広げるも45-38で見事逆転勝利。「やられたらやりかえす」サーブルチームの成長を感じる一幕だった。



「自分たちが優勝する」。愛工大との決勝戦、チーム全員が勝利を確信していた。強豪を目の前にしてひるまない姿勢。その背景には技術の進歩だけではなく、地道に築き上げてきた信頼関係があった。何度も同点になる場面を乗り越え、僅かな点差でもひとりひとりが勝って帰ってくる。40―36、片岩(商3)から4点リードで岩澤にまわる。そこで彼が許した得点は3点のみ。後輩が勝って繋いだ試合をしっかりと締めてみせた。エース・岩澤は安堵の表情を浮かべた。そんな彼に後輩たちは駆け寄り、抱き合って喜ぶ。彼らの確信が正しいと証明された時だった。



優勝に喜ぶ高橋(法1)と岩澤



「先輩に優勝してほしかった」片岩と高橋は今大会に懸けた思いをそう振り返った。サーブルにはコーチがいない。そんな中、彼は独自で研究し、一からチームを作りあげた。そんな彼を見ている後輩たちは熱くなった。



サーブルは迷ったら負け。その特徴に目を付けコーチがいなくとも「スピードは自分で鍛えられる」と片岩(商3)はファンデブの打ち込みに励んだ。その努力が実を結び相手を圧倒するスピード、そして嫌なところを突く〝いやらしいフェンシング〟が確立された。



数々の結果を残した同志社大学フェンシング部



個人戦では納得のいく結果が出なかった選手もいた。しかし団体戦では強豪を倒し、誰もが納得の結果を残した。自分のため、それ以上に誰かのために湧き出るパワーが彼らを強くするのだろう。数々の悲願達成は彼らだけでなく、この勝利の瞬間を夢みて戦ってきた先人たちの思いを晴らした。しかし、彼らの挑戦はまだまだ続く。



「関東の壁を壊す」新チームになってから掲げてきた達成すべき目標。強豪が揃う関東から1つでも多く星をとれば、また同志社大学フェンシング部の歴史に新たな一ページを刻むこととなるだろう。(近藤麻由)



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