11月28日に行われた関西大学ラグビーJr.リーグ交流戦対大体大戦はコロナウイルス感染予防のため、無観客での開催となった。

ボールキャリーする馬渡(スポ2)
終始同志社のペースで試合を展開し、大体大に得点を許さず88-0で圧勝。前半はBKでいくつかミスが出るも、トライまで繋げる。前にでるディフェンスは相手のペナルティを誘い、流れを渡さなかった。後半もディフェンスでプレッシャーをかけ続ける。キックでのゲームメイクに加え、FWとBKが一体となったアタックで相手を翻弄し、得点を重ねた。

2枚のタックルで確実に止める
愚直なディフェンスが勝負の鍵となった。相手の攻撃を封じ込み、試合の主導権を握る。Aチームで徹底されている前にでるディフェンスがJrの試合でも機能した。同志社全体に染みついた鉄壁の守備で次なる相手を迎え撃つ。
【文責:米澤千種・写真提供:ラグビー部】
【スターティングメンバー】
1.六車高寧(経4)
2.鈴木優輔(政策3)
3.西口聖一郎(スポ3)
4.依藤隆史(心理3)
5.馬渡仁之祐(スポ2)
6.小島雅登(社2)
7.鈴木康生(スポ2)
8.丸山泰史 (社4)
9.新和田錬(社2)
10.嘉納一千 (スポ1)
11.渡邊辰之介(経2)
12.大槻健人(商2)
13.市川亮太(法1)
14.芦塚仁(社1)
15.笠原浩史(法2)
【試合結果】
同志社大学88-0大阪体育大学
・前半48得点
4分:市川トライ、ゴールK成功
6分:新和田トライ、ゴールK不成功
13分:芦塚トライ、ゴールK不成功
18分:丸山トライ、ゴールK不成功
22分:笠原トライ、ゴールK成功
28分:嘉納トライ、ゴールK不成功
33分:芦塚トライ、ゴールK成功
36分:馬渡トライ、ゴールK成功
・後半40得点
9分:南紀成トライ、ゴールK成功
13分:小島トライ、ゴールK成功
22分:鈴木康トライ、ゴールK成功
27分:馬渡トライ、ゴールK成功
32分:野田トライ、ゴールK成功
36分:野田トライ、ゴールK不成功
【コメント】
○ゲームキャプテン・NO.8丸山泰史 (社4)
--今日はどのような試合でしたか
今回の試合は、全員でエナジーを切らさず、空気感から相手に勝とうと臨みました。また、Aのメンバーに食い込めるよう個人のアピールという部分も意識していました。
--勝因は
特に良かったところはディフェンスから流れを得られたことです。前に上がってタックルをして、ブレイクダウンでもプレッシャーをかけられたので、完封できたと思います。
--今試合で活躍した選手とその理由
小島雅登
特にディフェンス面でターンオーバーをしてくれた。
馬渡仁之佑
アタックのキャリーで前に出てくれた。
笠原浩史
キックでうまくゲームメイクをしてくれた。
○LO馬渡仁之祐(スポ2)
--今日はどのような試合でしたか
若い選手が多いので、雰囲気作りと楽しむことをみんなで声かけしていた。試合では細かなミスはあったが、特にディフェンスで圧倒して0点で抑えることが出来、相手に付け入る隙を与えなかった。
--ボールキャリーの部分で意識していること
キャリーの部分では強く当たるか、ずらして当たるのかを使い分けて、ボールを持っていない時には、前を見て空いているスペースに働きかけることを意識しました。
○FL小島雅登(社2)
--今日はどのような試合でしたか
今日の試合ではチーム全体を通して良いディフェンスができていて、それが良いアタックにも繋がり大差で勝った試合になった。
--DFで意識していること
1番ディフェンスをしなければいけないポジションなのでとにかく早くセットすることと、タックルができる位置にポジショニングすることを意識しています。
○FB笠原浩史(法2)
--今日はどのような試合でしたか
チームでは雰囲気をテーマに試合に取り組んで、みんなで盛り上がれたと思います。個人ではチームに勢いを与えるアタックが出来ずまだまだ課題の残る試合となりました。
--キックでのゲームメイクについて
前半は風下で苦戦しましたが、エリアをしっかり取って手堅いゲーム運びができたと思います。後半も継続してエリアを取り、敵陣でのプレータイムを長くすることができました。また、キックチェイス後のディフェンスで良いファイトをメンバーがしてくれたのでキックゲームで勝つことができました。
--何を意識して試合に挑んだか
Aチームに食い込めるように自分をアピールしようと挑みました。またチームに常に良い声かけをできるように意識しました。